保護犬、「くりか」が9歳のお誕生日を迎えました。
繁殖犬だったので、子どもを売る手前、母犬の血統書が必要なのでかろうじて誕生日ははっきりしていました(保護犬は誕生日のわからない子のほうが圧倒的に多いです)
5歳までずっとケージの中にいたであろう彼女は足も肉球もかなり柔らかく、3年かけて1時間近く散歩できるまでになりましたが、この先も何があるかわからないです。何せどこでどう暮らしていたのかわからないので。。
来たばかりの時は背中の毛が10円はげみたいになっていて相当なストレスを受けていたし、ガリガリで食欲もなく、お腹の皮膚が伸びて内臓が下に下がっている状態でした。帝王切開の後もずさんで、そのせいで内臓が癒着していて食欲もなかったのが、獣医さんに時間をかけて手術してもらい、今では一番の「がっつきちゃん」になりました。いいんです、つらかった分だけ、いっぱい食べて、幸せになろうね。。(太りすぎはだめですが・・・)
つい最近は外に出てちょっと吠えてみたり、テレワークをしてると遠くから吠えて抱っこしろとアピールしてみたり、こちらも3年かけて自我が出てきました。
こうなるまで3年もかかるなんて彼女の犬生の過酷さがありありとうかがえます。
くりかは保護団体からの情報では一応「CHRIS(クリス)」という名前がついていましたが、繁殖犬が名前で呼んでもらうことなどないでしょうから、血統書にあった名前が書いてあっただけだと思っています。我が家のポロンちゃんが出産した時に子どもたちの血統書を作るために教えてもらったことは血統書の名前はA,B,Cと出産順につける、ということでした。
ポロンの娘、くるみとよもぎは、なのでAliceとAmyにしました。
くりかはChrisなのでくりかのお母さんが3回目に出産した時の子どもということになります。
一体くりかはアルファベットのどこまで子どもを産んだのか?産ませられたのか?
FとかGとかHとか?
ワンちゃんは2か月で出産してしまうので1年に何回も繁殖させられていたらそれを超えてるのかも?と思うと本当にかわいそうです。
くりかのような繁殖犬や多頭飼育崩壊、保健所持ち込みのワンちゃんを救っている団体さんを少しばかりの寄付ではありますが、援助したいと思っていますし、もう少し落ち着いたら預かりさんにも立候補したいなと思っています。(そのまま引き取りそうでやや不安)
日々、保護活動に向き合ってる皆さん、今年も一年本当にお疲れさまでした。。
下記、紹介したい団体さんです
最初に引き取った「チビ太」がいた団体さんです。チビ太は乱繁殖の末に生まれた肢体不自由児でした。病気の子などを積極的に受け入れていますが、最近は多頭飼育崩壊の現場が多く、子犬もたくさんいます。真鶴、横浜を中心に東京でも譲渡会をやってらっしゃいます。
BeSail_Animal 美帆(@rescue_dog_cat) • Instagram写真と動画
前回紹介した知り合いの奥様が主催してらっしゃるとてもおしゃれできれいな団体です。全国駆けずり回って保護活動をしてらっしゃいます。今年はお正月から能登の被災地に入ってレスキューをしていた尊敬すべき方々です
【INUTO(イヌト)】
売り上げの一部を寄付してらっしゃるネットショップです。くりかのおもちのかぶりものはこちらで購入しました。飼い主とペットとペアで着られるものがたくさんあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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