我が家の3匹いる犬の中で最年長、現在8歳の「くりか」(ブラッククリーム)は繁殖引退犬です。
おそらく劣悪な状況で子どもを産み、育て続けて、たった5年で「いらない」と判断されました。保護団体から引き取り、我が家で獣医さんに連れて行って避妊手術を受けさせたのですが、手術中に獣医さんから電話があり、青ざめてしまいました。
というのも先代の「くるみ」ちゃんが、皮膚にできるがんを取り除くため、15歳で手術を受けたのですが、その最中に突然心臓が動かなくなり、亡くなってしまった、という経験があるからです。「私が手術を受けさせなければ、もっと長生きできたのに」としばらくは立ち直れませんでした。
くりかについての電話は幸い、そういうことではありませんでしたが、先生曰く、前の帝王切開の手術がいい加減すぎて内臓が癒着してはがしているために、予想以上に時間がかかっている、ということでした。
ほんとうに、かわいそうに。。。
今まで彼女はどういう人生(犬生?)を生きてきたのでしょうか?
食べるものも大して食べさせてもらえず、散歩にも連れて行ってもらえず、繁殖のためだけに、生かされていた。。。
無事に手術が終わり、我が家にきて1週間くらい、痩せているのに緊張のためにごはんも大して食べていなかった「くりか」ですが、内臓の癒着も取れてすっきりしたのか、術後、もっていた缶詰をすごい勢いで食べてびっくりしたのを覚えています。
それ以来、ありがたいことに、彼女はわが家の3ワンズの中で、一番の食いしん坊となりました!
↓このフードも彼女のお気に入りのひとつです!ちょっとお値段張りますが、
食いつきは最高です。
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